まずは住宅探しの軸を決めましょう
賃貸住宅、何を基準に選びますか?「どこでもいいから理想の賃貸住宅を挙げてみて」と言われると、案外迷うものです。新築で、広くて、安くて、公園が近くて…と、夢はどんどん広がりますが、実際には折り合いをつけなくてはならない現実があります。それこそが、賃貸住宅を選ぶ際に押さえるべきポイントとなるのです。
では、そのポイントとは何でしょうか。それはすなわち「家賃」「利便性」「間取り」の3点です。すべてが揃っていれば言うことはありませんが、条件をすべて満たす物件はなかなか見つかるものではありません。そのため、この3点のうち何を一番重視したいのか、3点のバランスをどう取るのかといった選択の軸を決めることが、希望にぴったりの賃貸住宅を見つけるためのカギとなるのです。
住宅探しのチェックポイント、具体的に何を見る?
「家賃」「利便性」「間取り」のそれぞれについて、何をポイントにチェックすればよいのか、気になるところですね。まず家賃ですが、もちろん安いに越したことはありません。とはいえ安い物件は築年数や日当たりなどの面でマイナス点があるため、どこかで妥協する必要があります。利便性は、駅からの近さや買物のしやすさなどといった立地環境がポイントです。間取りは家族構成を考慮することが必要です。人によっては何が何でも家賃重視だったり、家賃より通勤や通学に便利な利便性を重視したいケースもあるでしょう。子どもが大勢いるから間取りを優先したいということだってあるかもしれません。
このように、ポイントとなる3点は重視したい観点によって優先度が異なってきますので、事前に決めた賃貸住宅選びの軸に沿って、それぞれのバランスを取っていくことが大切になります。
小樽の賃貸価格はやや上昇傾向にあります。これは小樽市の人口は減少していますが、北海道新幹線の延伸による再開発のために市内の地価が上昇傾向にあることが原因の一つのようです。