2つの返済方法の違いとは?
銀行の住宅ローンには返済方法が2種類あります。一つは「元利均等返済」という方法です。これは、住宅ローンを借りた人のほとんどが選択する返済方法です。元利均等返済の特徴は、当初は元金よりも利息分の返済のほうが多く、やがて元金部分の返済が多くなっていくという特徴があります。そのため、元金の返済が先送りされるため、利息の支払いが多くなりがちなのがデメリットになります。ですが、当初の返済金額は少なくなるという特徴もある為、資金繰りが苦しい場合には、元利均等返済が合っていると言えます。
もう一つは「元金均等返済」です。これは元利均等と違い、元金を毎月一定に返済し続けます。そのため元利均等よりも元金の減りが早いという特徴があるのです。ですが、当初の支払いは元利均等よりも多くなる為、資金繰りが苦しい人はあまり選択しない方法です。
自分に見合った支払い方法を選択しよう
二つの支払い方法はどちらも、一長一短があります。総支払額においては元金均等の方が少なくなるため、支払いをできるだけ少なくしたい人は、元金均等のほうがよいかもしれません。いずれにしても銀行の住宅ローンは、数千万円の借り入れを行い、それを数十年にわたって返済していくという行為です。もしも住宅を購入してローンを組むのであれば、決して無理のないような借り入れを行うことが大切です。さらに、以上のような返済方法だけではなく、返済の「期間」や「金利」なども十分に考慮してから、借り入れるようにしましょう。
ローコスト住宅は建材の大量仕入れや施工の効率化など、建築費用を極力抑えて建てられた住宅です。費用を安く抑えられるほかに、規格がある程度決まっているため工事期間が短く済むといったメリットもあります。